『構造あらわしの家』リフォーム工事も無事完了いたしました。 完了と言っても、お客さまがご自身で楽しみながら造る部分が沢山残っているので、端から見たらまだまだ未完成と感じるでしょう。 そしておそらく多くの方はこの家の特異性を見て失笑されるかもしれません。 設備は浴室、便器を除き全て再利用ですし、内装材に錆びたトタン板を用いるなどデザインを含めて奇想天外のリフォーム工事でした。 今回のような変わったリフォームは好き嫌い他、賛否色々あると思います。 しかし言えるのは、建主の深い思い入れと拘り、そして造り手の経験による感性と確かな技術があって初めて成り立ちます。 数少ない個性あふれるリフォーム、次ぎの出会いを楽しみにしています。 ※写真順に ブリキ板洗面所 ・ 珪藻土の壁に藁を入れてみました ・ブリキ板とミラーからなるトイレ 増築したロフト ・ アール柱で囲まれたトイレ ・ アール柱内のガンメタの便器 石目仕上げ前の外壁 ・ 石目柄仕上げ後の外壁 ・ 石張りの玄関框